世界人類救済ブログ。

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烏山の不動産のお前へ。(後編)

烏山の不動産屋のお前へ。(後編)

 

前編の続き、つまり後編である。

 

えーと、前回が肉の部分で終わってたので、そこからかー。

 

まーつまり、肉の塊、20代前半の老け顔雑草頭が音を発したんだよね。

 

僕らが内覧予約してたお部屋を確認しますよ、と。

 

前編の通り、とてつもない不信感と怒りが充満しながらも、エネルギーの放出方法が見出せない我々は、

 

はやいとことにかくことをすませ、このブラックホールに落ちていくような負のスパイラルから逃れたかったのだ。

 

カチャカチャPCをたたいていた雑草肉(もー、これでいいや。)から発せられた音声がこれまた頭の中の思考回路を大混乱させる内容のアナウンスが聞こえてきたのだった。

 

 

「あ、あれ?ご予約してもらってた物件、うまっちゃってますねー」

 

と気持ち悪い笑顔で雑草肉が言いやがったのだ。

 

 

みなさん、もーわかりますよね、僕らの絶望と怒りを。

 

この肉の言うことが本当であれば、

数兆分の1の確率で起きたということになるが、そんなことはないのである。

 

そー、こいつが嘘ついてるっていうか、客寄せ用に見せ球の物件(すでに契約済)のやつを掲載してたらその物件で内覧予約されそれが見せ球であることを忘れて内覧予約をとってしまったというのが、おそらくオチだろう。

 

 

もー、とにかくため息しか出ない。

こっちは律儀に前もって予約して定刻通り来るためタクシーまで使った。

そしたら予約は忘れられてるわ、内覧予約の物件は契約済。

 

 

なめとんかこら!このミートボール、テメェ、ミンチにして中国本場の火鍋に漬け込んで激辛にした上で

一族全員並べて、ケツにぶちこむぞ、コラァ!!!!

 

ぐらいの勢いで言いたかったがごくごく平均的な日本人なのでそれはできませんでしたw

 

マフィア映画のアルパチーノみたいにファック連発で罵詈雑言あびせられるようになりたい、そんな専門学校があったら40-50万でも習得したいと切に祈るのが精一杯の自分。

 

 

情けない、こういう時どーすればこのアホにダメージを与えられるのかやはり、出てこない。

 

上記のように、アルパチーノ風に言えたとしても多分周りからはヤカラにしか見えんだろう。

こちらが正当性があるのに、悪役になってしまうのは納得できない。

 

 

うう、う、う、ううううぅ

 

どぉぉぉおすりゃぁぁあいぃぃんだヲォ

 

結局その日なにも策を打てずにブスっとして終わるという最悪の終わり方になってしまったのだ。

 

 

みなさんもこんな思いに近いことを感じたことはないだろうか?

 

そして、解決策がみつからず、

家に帰って大声で物に当たってさらにむなしくなったことはないだろうか。

 

 

そー、わたしも同じだ。

 

後日、わたしは、気の強い資生堂につとめる友人(女性)から対策法を伝授してもらったのだ。

 

目からウロコとはこういうことかと。

 

耳をかっぽじって聞いてほしい。

しかも無料で教えよう。

 

いいかい。

 

あくまで、心はホットでも頭はクールにだ。

 

本田圭佑もたしかそんなこと言ってた。

 

まじめな話になってしまうが、

それは、「上席を呼ぶ」である。

んで、「おたくの教育はどーなってるんですか?wmjtgaemjt」などと伝える。

これにより、上司から怒られる可能性が強まりダメージを与えられるのだ。  

 

こんど、こんな局面きたら恐ろしいほどの技を繰り出すぜ。

 

烏山の不動産屋のお前へ。(前編)

突然思い出した腹立たしいことがある。

人生で腹がたったベスト5にランクインするレベルの出来事だった。

 

当時結婚前の妻、つまり当時の彼女と同棲し手狭になっていたため引越しを

検討していた。

 

我々は祖師谷大蔵に住んでいたが、烏山近辺への移住を計画していた。

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烏山の理由は特に明確ではなかったが、スーパーがいっぱいあるらしい、

とにかく住みやすいというざっくりした噂をベースにしていた。

 

二人の都合がつく日曜日を前もって選び、予約し、そして当日を迎えた。

 

朝、私は少しどきどきしており(意味は不明)少し早めに起きて準備万端、

当時の彼女はのろのろして、私はイライラしていた。

 

そして小規模な戦闘が起こり、険悪なムードなまま、約束の時間(確か午前10時)

に間に合うように「わざわざ」タクシーで向かった二人だった。(なんと律儀)

 

 

定刻前に到着し、一応険悪なムードも少し雲間から光が差し込むように徐々に和らいでいた。

 

さわやかに不動産に入る。颯爽と、軽やかに。そして世間がうらやむ仲睦まじいカップルを装い、

ショップにはいる。

 

そこには、くしゃくしゃのスーツ。頭もたしか中途半端な坊主(ちょっと伸びた雑草みたいなの)、

そして白いワイシャツの袖は黒ずんでいる明らかにさわやかな日曜日の午前中とさわやかな

カップルに似つかわしくない男が待っていた。

 

 

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「うわ、最悪だ。」一瞬で脳がそう察知する。

 

さらに、次の瞬間違和感を感じた。

 

その男はあきらかに「?あんたたち誰?」みたいな顔をしているのだ。

 

 

 

ん?

 

んん?

 

 

 

 

・・・・・

・・・

 

・・・

 

 

そう・・・・

 

こいつアポイント自体を忘れているのだ。

 

 

 

 

 

そういう時ひとって怒りより驚きが先に出てしまうんだね。

 

そーなんだね。

 

そしてさらにさらに、この男はサプライズをばらまいてくれる。

 

きょとんとした顔をしている老け顔だがおそらく20代前半のこの男。

あまりにきょとんとしているので、こちらが気をつかって

 

「本日10時に予約していました○○なんですが。。。。」というと、

 

な、な、な、なんとこの男、

 

「あ、あぁ!○○さん!ちょうどこの前にお会いしていた方も○○だったので~」

とのたまわりやがったのである。

 

はっきり言おう、私の苗字は○○だが、決して山田とか高橋とか田中とかそういうスタンダード系では

まったくない。正直、かなり希少価値が高く、いままで同姓の人間にあったことがないレベルなのだ。

 

わかりやすく鳥でたとえると絶滅危惧種の「トキ」ぐらい珍しいといっても過言ではない。

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この男がのたまわっている戯言をトキでたとえると、こんな感じだ。

 

 

 

「いやぁ、今日朝起きたら、うち高層マンションなんだけど、そのベランダにあの、なんと

絶滅危惧種のトキがいたんだよねぇ~。そんでそのトキがエジプトのファラオの仮面を持ってきたんだ。」

 

 

ぐらい、ありえない話なのだ。

 

ものすごい怒りに震えながらも、自分の中で「もしかしたらこのくしゃくしゃの男は、数億分の一の確率の

シチュエーションにであってしまい、そのことを必死に伝えようとしているのではないか。」という気持ちが

2%ほど湧いてきたがすぐに消えた。

 

 

んなわけない。からである。

 

 

さぁ、どう料理してくれよぉ。このクソガキがぁ。

 

けど、最大限にこの男にダメージを与える方法が思いつかない。。。

 

ただただ時間が経過していった。

 

まぁ気をとりなおしてこのクシャ夫(くしゃお)23歳(ぐらい)にといかけた。

 

「まぁいいです。とにかく予約していた物件を見に行きましょう。」

 

このクソみたいな肉の塊から

 

「あ、はい、いま確認しますね~」とサウンドが聞こえてきた。

 

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イスラム国。

不謹慎にあたってしまうかもしれないが、私が誰か、誰もわからないので、

イスラム国に関して書くことにした。

 

ただ、公安の人とかこの記事読めばわかるけど、一切政治思想とかその類持ってないのが悩みなほどの36歳なので、マークとかしないでください。お願いします。

 

さて、今日、言いたいことは、「イスラム国」という抜群のネーミングに関してだ。

 

いやぁ、これはほんとにすんごいネーミングセンス。完全に脱帽。

 

これ訳した人が天才なのか、本場のイスラム国の人がすごいのかわからんが、

すごいね。

 

こんなシンプルかつ大胆かつインパクト大の国家名が過去数千年の有史を見渡して

あっただろうか?(いや、ない。)

 

超危険な国なのに、親しみやあたたかさまで感じてしまうぐらいだ。

 

これは、香川県が突然「うどん国」(Udon-state)として独立したようなもんだろう。

誰も敵だとは思わないよね?うどんだし、すぐ作れるし。

 

だが、そのうどん国が超残虐かつ冷酷な国だったみたいな感じかもしれない。

 

 

意外とネーミングがおもしろかったり素敵だったりすれば案外独立とか簡単かもしれない。

 

・「こけし国」(秋田地方の人が反乱を起こしてできた国。)

・「ラーメン国」(主に福岡中心に起きた動乱から成立。ラーメン憲法を制定。)

・「羊国(ようこく)」

(主にニュージーランド地方の人が羊を使い平和的に起こした国)

 

 

これらが、毎日ニュースに名前が出たらちょっと楽しい気持ちにならないだろうか。

 

うーん、どーでもいいな。

単位

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先日うちの3歳の息子がおもむろに、

 

『◯◯くん(自分の名前)、オバァちゃん2個いるよー!』

 

と突如言い出した。

 

まー、一応父親として、4歳近い訳だし【単位】という世の中の根本的かつ重要な仕組みを教える時が来たのだと思ったのです。

 

例えば将来就職の面接の大事な場面とかで単位が分からないために、

(少し長いです。ご注意下さい。)

 

「学生時代から学生団体の活動を運営サイドにまわりおこなってきました。その結果、団体の人数はいっぱいふえたのです。前年対比でも先輩方が、うわぁ~というぐらい、特にリアクションの薄い五十嵐先輩もおどろくほど沢山増えたみたいです。御社にもいっぱい興味があり、リクナビのサイトとかいっぱいのページを見ました。そうしたら、たくさん好きの気持ちが増えてきたのです。なので、御社を希望しました!」

 

 

などとなってしまっては大変。

 

そう思い、僕は1つ1つ丁寧に3歳(ほぼ4歳)でも分かるように言葉を選び説明をはじめた。

 

「いいかい、◯◯くん。数えるには色々な数え方があって、例えば、鳥は1羽、2羽。ケーキは1個、2個という感じ。」

 

一応頷いている。(よし!この調子だ。)

 

「ほかに、猫ちゃんはいっぴき、にひき。色々あるんだよ。人間はねー、ひとり、ふたり、さんにん、という数え方なんだよ。生きてるからね。」

 

よく考えてみるとよく分からない説明だが、なんとなく自分の中での達成感は感じられた。

 

息子の反応を見ると妙に神妙な表情をしている。

あまりにも分かりやすすぎて衝撃を受けているのかもしれない!

ちょっと分かりやすすぎたかなぁ、などと感じはじめていたその時、

 

 

満面の笑みで

 

「ばぁば、3個、さんこぉ~!ばぁば、さんこぉおおぉ!!」

 

と叫びながら走って行ったのだった。

 

地道に単位は教えていこう。。