単位
先日うちの3歳の息子がおもむろに、
『◯◯くん(自分の名前)、オバァちゃん2個いるよー!』
と突如言い出した。
まー、一応父親として、4歳近い訳だし【単位】という世の中の根本的かつ重要な仕組みを教える時が来たのだと思ったのです。
例えば将来就職の面接の大事な場面とかで単位が分からないために、
(少し長いです。ご注意下さい。)
「学生時代から学生団体の活動を運営サイドにまわりおこなってきました。その結果、団体の人数はいっぱいふえたのです。前年対比でも先輩方が、うわぁ~というぐらい、特にリアクションの薄い五十嵐先輩もおどろくほど沢山増えたみたいです。御社にもいっぱい興味があり、リクナビのサイトとかいっぱいのページを見ました。そうしたら、たくさん好きの気持ちが増えてきたのです。なので、御社を希望しました!」
などとなってしまっては大変。
そう思い、僕は1つ1つ丁寧に3歳(ほぼ4歳)でも分かるように言葉を選び説明をはじめた。
「いいかい、◯◯くん。数えるには色々な数え方があって、例えば、鳥は1羽、2羽。ケーキは1個、2個という感じ。」
一応頷いている。(よし!この調子だ。)
「ほかに、猫ちゃんはいっぴき、にひき。色々あるんだよ。人間はねー、ひとり、ふたり、さんにん、という数え方なんだよ。生きてるからね。」
よく考えてみるとよく分からない説明だが、なんとなく自分の中での達成感は感じられた。
息子の反応を見ると妙に神妙な表情をしている。
あまりにも分かりやすすぎて衝撃を受けているのかもしれない!
ちょっと分かりやすすぎたかなぁ、などと感じはじめていたその時、
満面の笑みで
「ばぁば、3個、さんこぉ~!ばぁば、さんこぉおおぉ!!」
と叫びながら走って行ったのだった。
地道に単位は教えていこう。。