丁寧語は難しい 年末挨拶メール問題
年末の忙しい時期になり、いよいよ2016年も終わりも近づいてきている。
今年お世話になったクライアントや、営業見込み顧客リストへ、年末挨拶メールを送ることにした。
さっそくググってみる。
いいものがあればコピー&ペーストしてしまおうというシンプルな戦略。
ただ、出てきたもので、なかなかしっくりいくものがない。
万人受けに制作された文章フォーマットなのだから物足りなくて当然なのかもしれない。
『来年もサービス向上のため誠心誠意努力する所存ですので、より一層のご支援頂きますようよろしくお願い致します。』
なんだろう、このダメなやつっぷり感。。。
それは、正月前後やクリスマス1ヶ月前ぐらいに
『これから、すごい、ぼく、宿題とかちゃんとやるし、おうちにかえったら手とかちゃんとあらうし、これからはすごいしっかりやっていくから、お年玉ちょーだい』
というガキンチョと似ている。
ダメだ、ダメだ、ダメだ。
これでは、年末のご挨拶どころか『ぼくダメなやつなんですメール』になってしまう。
相当な危機感とともに、ぼくは自分で考えることにした。
特に難しいのが見込み客へのメール。
何も発注していない相手なのに
『本年は大変お世話になりました。』
とか書くと、
いや、お世話してねーよ、と素早く激しいツッコミが見込み客の頭の中に出現するであろう。
そもそも、いやらしいではないか。
何もしていないのに、『いつもありがとうございます。』とかへんな笑顔で言ってくるやつは、馬鹿か宗教の勧誘の人どちらかだと思っている。
ただ、感謝以外の目的で見込み顧客にメールするのは、よっぽどの用事がなければ難しい。
じゃ、何を対象に感謝すればいいのか。
そーだ、こちらがテレアポや飛び込みで営業をかけた際、時間を作ってくれたり、話を聞いてくれた事に対して感謝すればいいのだ。
また、何か一つの対象物を選定しそこにフォーカスを当てて集中的かつダイナミックに攻めていくのが重要だろう。
お世話になります。
株式会社◯ ◯の◯です。
昨年は、お忙しい中、突然の弊社からのアプローチにも関わらず、快くお時間を頂いた上、お耳をお傾け頂き誠にありがとうございます。
お耳をお借りさせて頂いた際、私、僭越ながら非常に嬉しさを強く感じさせて頂くとともに、その神々しいお耳がまるで富士山の山の峰から少しお顔を出されたお天道様のようで、
朗らかで寛容でいて尚且つ雄大さまで感じた次第です。
(誠に勝手ながら実家の母に電話でお伝えしてしまった程です。)
まさにグローバル、世界の冠たる企業ご担当者様の耳なのだなと。そう強く感じさせて頂きました。
営業などではなく、もはや根本的な人間の好奇心として、
何故あのような素晴らしいお耳を維持なされていらっしゃるのか(お手入れをされてらっしゃふのかを含む)、ほんの20-30分程で結構でございますので、お時間頂けますでしょうか?
1/4以降でご都合のよろしいお時間を教えて頂けますと大変嬉しくありがたく存じ上げる予定でございます。
(弊社は、いつでも大丈夫です!)
その意味で本年は大変お世話になりました。
良いお年をお過ごし下さいませ。
アポイントのが日程のご連絡をお待ち申し上げております。
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いかがでしたでしょうか?
多少気持ち悪がられてしまう御担当者様もいらっしゃるかもしれませんが、
とにかく会いたい!会えればいいんだ!
という強い気持ちは御担当者様には伝わることはほぼ間違いないでしょう。
来年からの営業の快進撃が目に見えたのではないでしょうか?
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くだらないブログを書いていたら結局メール送れずに年末を迎えてしまった。
良いお年を。